新メンバーとユニット名、新番組と番組名。

今日も『ふたりはプリキュアSplashStar』。
 
でも今日は目先を変えて、「モーニング娘。」と「プリキュア」が似てるなと思った、一ヶ月前の話をしようかと。思います。あと、ちょっとだけ、『プリキュア』と『セーラームーン』。
一ヶ月前といえば、ちょうど私が、『ふたりはプリキュアMaxHeart』が終わるのだと聞いた頃のことです。今日の記述には、プリキュアという言葉に二種類のかぎかっこが使われてますが、『プリキュア』と『』をつけてる時は番組名を、「プリキュア」と「」をつけてる時はユニット名を、それぞれ表しているというような使い分けです。
プリキュア」という名前は、『ふたりはプリキュア』と『ふたりはプリキュアMaxHeart』を観ていた視聴者にとって、美墨なぎさ雪城ほのかという二人を表しているんですよね。少なくとも私はそうでした。二年かけてこの二人は「プリキュア」として私(たち視聴者)に馴染んで思い入れ深いユニットになったわけです。
一月後半、私は、『プリキュア』という番組名はともかく、「プリキュア」というユニット名はそのままに構成要員だけ入れ替える、という新番組予告を見ました。名前だけ残して構成要員は一新。この図はどこかで見たことが。こういうもってまわった書き方が実は好きなんですが、はい、「モーニング娘。」に似ているのです。
モーニング娘。」は、五人でスタートしたアイドルユニットに、三人追加して一人引いて一人追加して一人引いて、四人追加して一人引いて、一人引いて四人足して、一人引いて四人足して一人引いて、一人引いて二人引いて一人引いて一人引いて、一人足して、現在一〇人で活動していますが、最初の五人のみならず順次足されていくメンバーも次々といなくなっていって、ま、要するに、方向性も構成要員もまるで違うユニットになってしまったのに名前だけがいつまでたっても「モーニング娘。」であるという、そんなんです。
規模とかファン層とか作り手やファンの思い入れや意図とか、そういうものはまるで違うんでしょうけれど、似た図だと思えちゃいます。特に「モーニング娘。」は初めの方がよかったと思っていて、現在の「プリキュア」新メンバーに思い入れがまだ湧いていない時点では。
同じように構成要員に変化があって(といっても追加の一方ではありましたが)名前が刷新された『セーラームーン セーラースターズ』の場合は、それまでの四シリーズとは違うものなのだという意図の元にか、「セーラームーン」というタイトルの後に「R(アール)」「S(スーパー)」「Ss(スーパーズ)」と並列していた四シリーズのタイトルスタイルから大きく変えて、「セーラースターズ」の方を全面に押し出して「セーラームーン」の方は左肩に小さく書くというスタイルでした。だから、強いて言うなら、『セーラームーン セーラースターズ』で、「セーラームーン」が小さく「セーラースターズ」がでっかく書かれていたみたいに、「ふたりはプリキュア」は小さく「SplashStar」の方をでっかく書いてくれれば、まだ納得もいくんですけど。
モーニング娘。」に至ってはまるで違うユニットに同じ名前を使ってるから論外で、「モーニング娘。2」とか、「モーニング娘。13」とか、そんな名前だったら笑って許せたかも知れませんけど。許してくれなんて誰も思ってないかも知れませんけど。
 
モーニング娘。」だと、「ちょっとずつ入れ替えて今や別のユニットなのに名前は同じ」だから、「いきなり前のメンバーを消して新しいメンバーふたりで名前は同じ」の「プリキュア」とは違う、のかも知れませんけど、だったら同じ系列のアイドルユニットの中では「突然の告知によってメンバーが入れ替えられてまるで違うユニットになってしまったのに名前は同じ」の「プッチモニ」とか「タンポポ」とか、そういうので。
 
それと、『プリキュア』&『MaxHeart』と『SplashStar』の比較に急に『セーラームーン』四シリーズと『セーラースターズ』の話を持ち出してきたかというと、『SplashStar』と『セーラースターズ』はそれまでのシリーズと主題歌が違うから、なんですよね。そのくらいです。
 
あ、念のために、『プリキュア』シリーズも『セーラームーン』シリーズも「モーニング娘。」およびその周辺ユニット群も、一部を除き愛してます。だからそういう滅茶苦茶を言うんだということで、ひとつよろしくです。