感覚を説明するのはとても難しい

最近ね、明治は遠くなりにけるかなーと思うことがあったんです。

私は最近、日本に留学したい外国人のみなさんと勉強していますが、日本に留学したい人はたいてい日本留学試験という試験を受けるんです。毎年6月と11月に受験します。読解と聴解と聴読解と記述という日本語自体の試験、それから文系数学(多分数学の1とA)と総合科目(社会科)のセットか理系数学(とB?3とC?)と理系科目(理科の生物と科学と物理のうち二科目選べる)のセットからひとセット、と選んで受験します。で、その総合科目(社会科)を勉強していたときのことなんですけど。明治時代って、150年前なんですね! ってびっくりしたの。ちょっと前まで、100年くらい前ーとか言ってたような気がしたのに!

っていうことがあって、明治は遠くなりにけるかなって思ったんでした。

でもね、昭和が遠ざかっていくことを感じた時にも、明治は遠くなりにけりって思うんですよ。昭和は遠くなりにけりではないんですね。やっぱり、時が経つのははやく、人の様子もうつりかわっていくよなーと思うと、明治は遠くなりにけりってなるんですよ。昭和は遠くなりにけりではないんですね、私の中では。しかし、この感覚を説明するのはものすごく難しいので、あまり人には言わなくて、ここで言いました。