2005-08-01から1ヶ月間の記事一覧

集中講義三日目、それとは関係なく『細雪』一一回目。

『細雪』一一回目、上巻第六章(三七頁−四三頁)。雪子が悦子を大好きな話。○使用テキスト:谷崎潤一郎『細雪(上)』、新潮文庫版。○梗概 雪子が本家に寄り付かず、蘆屋の分家幸子の元にばかりいるのは、幸子の娘悦子がいたく好みで、、大好きだからである…

集中講義二日目、それとは関係なく、『細雪』一〇回目。

『細雪』一〇回目、上巻第五章(三二頁−三七頁)。帯が鳴るのがものすごく楽しくて、三人で笑い転げるという話。○使用テキスト:谷崎潤一郎『細雪(上)』、新潮文庫版。○梗概 幸子の締めた帯が、先日の演奏会でキュウキュウ鳴ったといって、雪子が取り替え…

集中講義一日目。それとは関係なく、『細雪』九回目。

『細雪』九回目、上巻第四章(二五頁−三一頁)。○今日は、雪子が縁遠いのを前提に、今回持ち上がった見合いの話。○使用テキスト:谷崎潤一郎『細雪(上)』、新潮文庫版。○梗概 妙子と奥畑の最近の様子は、既に雪子の目にも入っていた。雪子としては順番など…