やぐちさんが復帰したので。

今日の昼、やぐちまりさんがテレビに復帰したらしいので、やぐちさんがぷりんとりこんだってテレビがすげぇ騒いでた時に思ったことを記念に書いておきます。
やぐちさんが結婚した後しばらくして、売れない俳優だった旦那さんがバラエティ番組に出てる動画を見ました。そんでその時その旦那さんが、こういう話をしていました。やぐの方が自分よりだいぶ稼いでて忌々しい。こどもとかすぐほしいのにやぐは今じゃないって言う。トイレの吊り棚がすげぇ高くて自分は余裕で届くけどやぐは背伸びしないと届かないんだけど、トイレットペーパーのトイレに補充しておく分がもう四つくらいしかないのにやぐが戸棚から補充してなくていらっと来た時とかに、既に補充してある分はその吊り棚の奥の方に押し込んでおく、やぐはぴょんぴょんしても取れないからそれで溜飲を下げる。こういう話。その日のその番組は、もとアイドルと結婚した時にはぱっとしなかった有名人男子みたいな人たちが特集ゲストみたいにあつめられてて、ほかの旦那さん方はそのもとアイドルである奥さんのことわりと好きそうな印象だったのに、そのやぐちさんの旦那さんだけは彼だけが新婚さんなのに彼だけが幸せじゃなさそうっていうか奥さんのこと好きそうに見えなかったです。
それからさほど時を経ず、やぐちさんが自宅に旦那さん以外の男性を入れてぷりん中に旦那さんが予定より早く帰ってきたためにそれが露見して騒動ののちりこんに至るみたいなテレビで大騒ぎしてるのを見ました。
まぁ、なんていうか、新婚のだんなさんがそんな感じだったら愛も冷めるよなって、私は思いました。先のバラエティ番組に出てるだんなさん普通に変でしょう? やぐの方が稼いでいるから忌々しいって、自分が稼げないから僻みだよね。自分はやりたい職業に就くことができて今修業しながら頑張ってるところなんだから、やぐちさんに僻まなくていいじゃん? 今いくらか家計の負担はだんなさんが少なめで、やぐちさんの収入が少ない時は旦那さんが多めで、それが二人とも働いている夫婦ってもんなんだと思ってたから、やりたい職業に就いてそれを頑張りつつ奥さんの収入が多いことに文句言う人がいるんだなぁとむしろなんか新しかったです。そして、自分の稼ぎが少ないのに奥さん妊娠させて仕事休ませて出産させて育児させてっていう夢を見られるなんてそれなんてお花畑。やぐちさんがおめでたで仕事セーブしたり休んだりしたらいったいどうやってご飯食べてくつもりで子どもすぐ作りたいって言ったんでしょう。トイレの吊り棚に至っては論外です、嫌がらせでしょ。身体的特徴を精神的攻撃のネタにするとか、もう既に愛情ないよね、先に、旦那さんの方が。って、思ったのでした。そりゃ他に誰かもう少しまともな人いないかなとか思う罠、やぐちさんだって。って思ったのでした。
しかしテレビでは連日やぐちさんがいかにひどいやばい女であるかみたいな口調で扱われていたし、旦那さんは被害者みたいな顔で出てくるし、やぐちさんに同情的な論調の番組やら人やらがまったく見当たらなくて、私の意見というか感覚の方が異端なんだなぁと感慨深く思いました。でも私は当時も今も旦那さんの方が先におかしくてやぐちさんは後からおかしくなったんだと思うので、やぐちさんに同情的です。
あ、もちろん、旦那さんがいかにサイコパスだろうと、別れる前に次の人を探してはいけません。そんなことしたら旦那さんがいかにサイコパスだろうと責められるのは別れる前に別の人を探した奥さんの方です。男女が逆でも同じです。やぐちさんに同情的な意見がひとつも見当たらなかったのもそんな理由だからだろうなとは思います。でも私はやぐちさんに同情的です。
確かにやぐちさんは順番を間違えたので責められても仕方ないと思います。ですが旦那さんの態度がそもそも夫としておかしかったことに言及する人をまったく見なかったので、私はやぐちさんに同情的です。負けてる方につきたい日本人。
ただね、やぐちさんて、恋愛的な騒動を起こす時期が決まって後輩のメインイベントの時期なんですよね。恋愛が発覚してモーニング娘。を脱退したのは後輩のいしかわさんが卒業を控えたラストライブツアーでした。先のぷりん騒動はもっと後輩のたなかさんが卒業するラストライブの日でした。今回の復帰はたなかさんと同期のみちしげさんが卒業を控えたラストライブツアー中です。タイミング悪いというか、むしろはかってこのタイミングなんだろうな、大きな黒い闇の力が働いているのだ、とか考えたくなる私はモーニング娘。のファンです。
ちなみに私は浮気とかぷりんとかが死ぬほど嫌いです。大嫌いです。あれです、隣の悋気で首でも吊ろうかとっていうやつです。つまり隣のうちで旦那さんがぷりんしてるらしいので関係ないのに死ぬほど腹立つっていう例です。自分は若い頃いろいろしましたが、その時も他人の浮気はどうかと思ってたし自分の生き方もどうかと思ってたし、付き合っている人やらそういう人やらが浮気とかしたら殺したいほど嫌だったと思います。殺したいはちょっと違うな、死ねばいいのにの方が近いです。死ねばいいのに死ねばいいのに死ねば死ね死ね死ね死ね死ね死ね、そんな感じでした。自分については自分でどうかと思っていたし身体は不健康だったし頭も不健康だったし挙動もおかしかったししまいには病んでいろんな人に迷惑やら心配やらをかけたような感じだし。そのせつはみなさんすみませんでした。これはあれだ、黒歴史。最近は便利な言葉ができたものです。
というわけで、やぐちさんテレビ復帰おめでとうございました。ちょっと変な旦那さんを養うために結婚するまでよりさらにいっぱいお仕事して疲れ気味だったし、たくさん休めてよかったですね。私、やぐちさんが十代の頃からずっと応援してます。これからもがんばってください。
あ、やぐっていうのはやぐちさんがモーニング娘。時代にファンが呼んでいたニックネームというか愛称のようなものです。また、ぷりんっていうのはふりんのことです。あと、やぐちさんの元旦那さんのテレビ番組での発言についてはいくらかうろ覚えです、こういう感じのことを言ってた、みたいな。テキトーですみません。