CPの左右の話。

何か前にもしたかもしれませんが、あとどこかで何回も喋ってるような気もしますが、CPの左右の話です。が、自分語りです。
CPっていうのは「カップリング」の略語というか隠語です。「カップリング」というのは、キャラクターを二名選出してカップルに想定したりカップルという設定をつけて創作したりすることです。「カプ」と略すこともあります。NL(男性と女性)、BL(男性同士)、GL(女性同士)、どれにもつかいます。自分で一から作る(一次)創作にも、誰かの作ったキャラクターに萌えて作る二次創作や三次創作にもつかいます。多分。
今日のこの話はBLとかGLとかに話が及びます。お嫌いな方はお避け下さい。
あと、自分語りです。お嫌いな方はお避け下さい。
それから、二次創作的なものについて基本的に無批判です。お嫌いな方はお避け下さい。
でももちろん大した話じゃありません。
 
 
 
 
 
 
 
 
私がいちばん最初にCPについて思いを馳せたのは中学生の時でした。それからいろいろあって今に至りますが、ほとんど初めから今に至るまで、CPの左右については無頓着であったように思います。いや、記憶が改竄されているかもしれませんが。あといくらか左右はこうじゃないとって話をしたこともありますが、数年経って考えなおせばそれもまぁどうでもよくて何故その時固執したのかわからない感じです。愛が冷めたわけではありません、愛が増えていても、そう思います。
あ、ここで「CPの左右」とは、いわゆる「攻受」の話で、こう、棒状の性器的なものを身体のうちの入る部分に入れる時、入れる側がどっちで入れられる側がどっちかというお話ですが、一般に入れる側を「攻め」と呼び入れられる側を「受け」と呼びますね。で、それを表記する際に、攻が左に受が右になるように名前を配置するのです。で、私はこの呼称がたいへん恥ずかしいので、入れる側を「左」入れられる側を「右」と呼称しています。だってもう攻受って普通の人にも浸透してそうで隠語の意味ないじゃんって思ってるので恥ずかしいのです。いや、だけじゃなくて、私の話すCPにはGLも含まれるので、で、GLには棒状の性器的なものは存在しないかあるいは代替物的なそういう話になるし、あとリアルGLの方々は棒状の性器的なものを使用しないというポリシーをお持ちの方もいらっしゃるみたいで(数年前に勉強したんです)、ていうか私はGL創作物に棒状の性器的なものは要らない派なので、まぁそういういろいろから、攻受という呼称は数年来避けております。
ここまで前置きです。本題はちょーもない話なんですが、私、今までに好きになった作品て、ジャンプの漫画とかが多いんですが、それは男の子がたくさん登場するからですね。これらの男の子のうちから二名を任意に選んで、CPにして二次創作とかしたりするわけですが、あ、そういった二次創作の類を売ったことはありませんので、趣味の範囲内で収めているといっても問題ないはずです、多分、それらの任意に選ぶキャラクターは、いくらか優先順位があったり、いくらか左右の揺るがないキャラがあったりはしますが、基本的にはたいていのキャラクターが左右どちらもいけると思えるのでありました。左右どちらでもいけるってのは、キャラクターAとBならA×BだけどキャラクターAとCならC×Aだな、っていうこのAみたいな感じ、です。なんでこうなったか、理由もはっきりしてまして、幽白のせいです。ちょ、このPCゆうはくって打って変換したら幽白って出てびっくりしたw 幽白のキャラのうち、90年代中盤当時もっとも(多分)熱かった飛影と蔵馬のせいだと言ってもいいでしょう。つまり、蔵馬が女顔で飛影がイケメン、蔵馬が背が高くて飛影がちっさい、これがもっとも大きな原因だったと思ってます。ちょ、蔵馬飛影も一発変換ww びっくりするわ最近のPC。
当時、幽白でCPについて考えている女子のみなさんは、大いに揺れていましたね。個人的に揺れてた人は少ないかもしれませんが、その世界が揺れてましたね。いわゆるCP論争ですね。飛影×蔵馬か、蔵馬×飛影か、で。イケメンと長身のどっちを左にするのか(女顔と小柄のどっちを右にするのか)。それはもうたいへんな紛糾であったと薄い記憶です。私は両方読みましたが、どちらかといえば蔵馬が右の方が楽しかったです。蔵馬は人間ができてるから(妖怪だけど)多少の無茶は聞いてくれそう、とかそんな雰囲気だったのかもしれません。
でもそんなことよりセラムンですよ。セラムンには中盤以降、男の子みたいな女性キャラであるところのはるかさんと、それとセットでちょっと大人っぽい女性キャラみちるさんっていう二人が登場しましたが、このCPもまた論争をよんでたらしいのですね、聞くところによると。いわく、はる×みちなのか、みち×はるなのか。私はみちはるというCPが存在することにまずびっくりしたわけですが、それははるかさんがどう見ても男性だったから、はるかさんを右に置くという想定をしたことがなかったからです。そう、同性同市だったら左右どちらでもありで、男女だったら左右は固定なんですね。それは足りないところと余ってるところがあるから。いや、はるかさんは女性なんですけど。棒状の性器的なものが二本ある男性同士よりそういったものが一本もない女性同士の方が左右が決まってるように見えるっていうのが、自分で結構倒錯的だと思います。でも原作ではふたなりだったらしいですし、アニメでは男子の制服着てましたし、幼女にパパって呼ばれてましたし、でも変身シーンとかはリップとかネイルとかきらきらで胸もあるし、はるかさんでちょっと倒錯した人も多いんじゃないかなーと思います。そして男性向け二次創作とか見てると、はるかさんが右にいるのが断然優勢なんですよねー、面白いです。でも私ははるみち派で、みちはるはちょっと見づらかったです。今は平気です。
それで、この自分が好きな方だった飛影×蔵馬とはるみちに共通するのは、ちょっと余裕のない左と大きな器と広い心で抱擁右という構図なのでした。このちょっと余裕のない左×大きな器と広い心で抱擁右っていうのと、あとは最初に楽しく鑑賞したCPが何となくリバだったので、以来、なんでも大抵のキャラクターは右も左も楽しく鑑賞できるし、しかも特定のCPで左右逆とかも楽しく鑑賞できるし、その上特定のCPで毎晩じゃんけんで左右決めるよ的なのすら大丈夫な趣味になったのであった、まる。ただし、男性キャラクターに限るなのです、女性キャラクターはなぜか左右固定が多いような、あ、でもその限りじゃなくて左右どちらを見ても平気なキャラもいるかも。多分私はCP系の二次創作とかについて多くのひとより地雷が少ないんだろうな、と思っています。それってきっと幸せなことですよね。
 
 
 
 
 
 
 
こう書き終わってつらつら眺めると、自分語りハズカシスです。あとで消すかもしれません。面の皮厚いんで放置するかもしれませんが。