M/I/B3見たよ。

私、タイムトラベルものが大好きなので、普通にうまくまとまっている話とタイムトラベルものでうまくまとまっている話の二種類があったら迷わず後者を推すという風に頭ができております。このM/I/B3はタイムトラベルものでうまくまとまっていたというか、今まで1と2では特に考えていなかったんじゃないかなっていうネタを仕込んでまとめ、やっぱり特に考えていなかったんじゃないかなっていう大ネタをばーんと展開するっていう私好みのお話でしたし、でもタ/イ/ム/パ/ラ/ド/ッ/ク/スについてはあんまり考えていなかったんじゃないかなっとも思うけどそんなことより普通に面白かったし、楽しかったです。
過去に誰かが干渉したせいで現在が変わり、未来がもっと変わるのを食い止めるために主人公とかが頑張るっていうのはタイムトラベルものの王道のひとつかと思いますが、過去に干渉したせいで現在が変わった時に主人公だけが元の現在の記憶(改変された時点から現在までの、違う時間軸/世界線の記憶)を持ったままであるということにどう説明をつけるのかがこの種類のお話を面白くするポイントのひとつになるんじゃないかなーと思います。
本筋とは関係ないんですけど、物語終盤に子どもが登場するんですが、周囲には子どもに見せたくない場面(ちょっと語弊があるけどネタばれ回避のためにこんな感じで)が展開していて、おとながその子どもが出た瞬間から子どもに見せたくない場面を子どもに見せないように尽力していて、感動しました。おぉ、なんというか、奥歯に物の挟まったような表現とはこういうのであろう。