海苔の佃煮。

最近、海苔の佃煮を作っております。正確に佃煮というものを作っているのかどうかはちょっとわかりかねますが、それはつまり正しい製法を知らないということに他なりませんが、食べてみればだいたいあの瓶詰めの海苔の佃煮と同じ感じの味と食感なので、海苔の佃煮を作っておりますでいいのかな、と思います。作り方は以下のように。
板海苔を適当にちぎって鍋に投入します。海苔全体が浸かれば分量とかは問わない感じで水をじゃーっと同じ鍋に。そのまま三十分とか二時間とか放置します。放置後、すっかり解けた海苔と水の混合物に、味醂と薄口醤油をじゃーっと。分量は、うーん、と、味醂3に対して醤油2くらいで。全部混ざった鍋の中身を舐めてみて若干味薄い気がする程度が適量です。美味しかったら濃すぎなので、海苔と水をもう少し足した方が無難かもしれません。そしてその鍋を火にかけます。沸騰したら吹きこぼれないように火を小さくして、水分がなくなるまで放っておきます。途中で混ぜた方がいいような気もします。水っぽさがなくなったら、というか、瓶詰めの海苔の佃煮みたいになったら、出来上がりです。鍋から舐めてみると大変しょっぱいような気がしますが、ご飯と一緒に食べるとそんなもんです。干ししいたけの戻したのとかと一緒に煮ると、美味しいかもしれません。
海苔の佃煮は、ご飯にのせて食べても美味しいですが、パンにつけて食べても美味しいです。私が好きなのは、パンに海苔の佃煮を塗って、ちりめんじゃことか鮭フレークとかを適当に乗せて、溶けるチーズを乗せて、オーブントースターでチーズが溶けるほど焼く、です。すごい高血圧メニュー。でもご飯にのせたって、他のおかずでも塩分取るんだから、同じく高血圧メニュー。
 
こんなに海苔の佃煮ばっかりになっているには理由があって、いただきものの板海苔が二百枚くらいあるから、というのがそれです。人にあげればいいんですが、出かける時には忘れてます。実家にも同じほどあります。美味しいから、そのうちみな消費しつくすことでしょう。月曜日からちょっと実家に行きますが、その折には海苔の佃煮的なものを作ってあげたいと思います。
いただいたと言えば、以前、キムチも大量にいただきました。野菜の値段が上がっている昨今、キムチ買うと高いんですよね。でも、一人で住んでる日本人に白菜半個分のキムチは多すぎです。でかいタッパー三つになりました。そのうち一個は名古屋在住の友人宅へ引き取られていきました。キムチをいただいて一ヶ月くらい経って、今ですが、うちの冷蔵庫に残されたうち三分の二くらい消費しました。あと一月足らずで引っ越しますが、なんとか行けそうな気がします。海苔もキムチもとても美味しくいただいております。くださった皆さん、ありがとうございます。