祖国誕とは関係なく、『マリみて』。

新作「ステップ」買いました。読みました。カバーイラストとかあらすじ紹介から少し似てるな的な予想はつかなくもなかったんですが、そして、読み進めるにしたがって、徐々に、以前見たようなエピソードがちらほらというかいやむしろメインの話題がそれかなみたいな。そして、だんだん、そうかも、いやちがうかな、いややっぱそうかも、でもどっちがどっち? やっぱちが、いや、そうのような、とか思いながら読み進めたにもかかわらず、終盤その人の名が明かされた一行に心臓がきゅっとしました。衝撃的、うん、衝撃的。面白かった。37冊かけた複線を回収したといってもいい。とても楽しかったです。気分よく読み終わりました。ほんとにいい気分でした。少女たちの、ある意味では一つの到達点なのかな。解決策と言うか。うん。
なんでこんなに曖昧な話し方かと言いますと、「ステップ」は多分ミステリだから、なのです。