布の話(くだらない)。

マリみて』読んでて、この制服着たいなと思うのですよ。思うだけです、実際に着る気にはなりません。20歳超えて年齢相応に顔立ちが変化していけば、制服は似合わなくなるということはわかっているので。あれです、制服って誰にでも似合う服っていうけど年齢は問うよね、という。しかも私はもう30も過ぎたわけですし。『マリみて』の制服といえば、「緑がかった黒いローウエストのワンピース」でプリーツのスカート丈は膝下、白いセーラーカラーには黒いラインが一本、カラーがそのままのびてタイになっている、で、白い三つ折靴下にバレエシューズ(ローファーのことかな?)です(カラーはアイボリーだったかも)。髪型の規定は特にないようです(祥子さまとか昔の聖さまとかのロングを垂らしてる頭を見ればわかる感じ)。
で、じゃあ、私がもう10から15ばかり若かったら、こすぷれとか検討したのかな、と思ったわけです。女ヲタなので、この発想の展開に飛躍はありません。制服は買うと高いけど、洋服を製作するのって習ってても難しいのに習ったこともないプリーツスカートとか無理無理と思いますが。
でも、こう、運よく叔母とか大叔母とか従姉妹とかまたいとことか姉とかに洋裁得意で好きでなんか作りたい、みたいな人材がいて、製作は可能だとしましょう。お金もなんかお年玉貯めましたとか、変な親戚の誰かとかがくれたとかして、潤沢にあったとしましょう。最初から、というのはこの制服着たいなの時点からありえない話しているので、ありえないにありえないを重ねて設定を作っているだけで、特に願望とかでかありませんが、何もしないのにお金をくれる親戚がいればいいのにとかは願望です。
でね、じゃあ、私の身体を採寸して、生地を買いに行きましょう、という段になりますよね。制服の布って、あれですよね「紺サァジ」ってやつですよね。今はサージですかね。ウールとポリエステル混紡のやつ。でもリリアンの制服ってあんまりサージってイメージないかも、じゃあ、学ランの生地だ、カシドス織だっけ、カシミヤドスキンていうやつ、あれは男の子専用なのかしら? 制服の生地って独特ですよね。女学生だけじゃなくて、おまわりさんとかゆうびんやさんとかの制服も同じ感じ。詳しくないです。
制服やら仰々しい衣装やらめいどさんやらでこすぷれとかする場合、生地って大事だと思うんですよ。ぺらぺらしてて簡単な生地でやるとあんまり感じでないですよね。私はこすぷれとかはしたことはありませんが、そんな気がします。というのは、昔身近にこすぷれの人なのか違うのか知りませんが自分で布を調達して黒と白とで構成された仰々しい感じの衣装を作ってイベントに着てきてくれた子がいまして、イベントというのは身近な会合という感じのそれですが、なんていうか、こう、布代をけちってはいかんのだなと思ったしだいでした。美人かそうでないかではないんですよね、もっともらしいかそうでないかです。ちなみにその子の衣装は旅館で見るシーツのような多分木綿の布の白と黒で、ぱりぱりしてて寒そうでした。冬だったので。夏服ならちょっと印象が違ったかもしれないです。
そういえば昔すごく昔、まだ門の外を恐竜が歩いていた頃、セラムンっていうアニメがありまして、こすぷれなのか何なのかAVとかそれ以外とかでその衣装を着たとうのたった感じのお嬢さんをよく見ました。あれも、すげぇだめでした、子ども心に。いや、子どもってか乙女心か? ちょっと光る布ってあるじゃないですか、いいやつならサテンとか?悪いやつならビニールみたいな。そういう布であのコスチュームを作って、着せるわけですよ。まぁね、どうがんばったって途中で破いたり精○かけたりするわけですから、あとだいじなのはおっぱいとおしりですから、衣装なんざ低予算で済ませたい気持ちもわからないでもないです。でもね、まずだいいちに特殊な何かを着せるなら、脱がせたり破いたりすんじゃねぇです。その衣装をとっぱらえばただの20過ぎた女性に過ぎないわけですから、そんなのならうちに帰ればあるいは終業時間になって更衣室に戻ればいっぱいいるわけですよ、なんで特に特殊な何かを見ているかって、そこに衣装という徴で違うものに設定されたものがいるからなんですよ。
は。それました。まぁなんかあれです、制服はサージで作るともっともらしくて私が萌えるというだけのことでした。私の主張はなんでも常にもっともらしいかそうでないかに収束するんですね。今気づきました。では作業に戻ります。