歩道の話。

歩道の話です。歩道ってのは、自動車も歩行者も通ることのできる道路において歩行者が通るために用意されてるスペース、主に道路の両脇にあります、とかくらいの認識で話を始めます。
歩道にはなんとなく段階ってものがありますよね? わりと狭い道路で、両端に白線が引いてあるタイプ。……路側帯っていうのと同じですか? それから段がつけてあって車が通るスペースとは明らかに同一平面上にないタイプ。舗道とか呼ぶ道のうちの一部なんでしょうか。それから、その二つのタイプに、それぞれガードレールがついているのといないの。っていう感じで。
私としては、ガードレールはあった方がいいです。ダイレクトに車が突っ込んでくるのはやっぱりちょっと怖いですから。でもそんなことより車道と段差がつけてあることの方がもっと大事です。何故なら車道は両端が低くしてあるから、雨降ったら歩道に向かって水が流れ落ちてくるんですよ。歩道が一段高くなっててくれないと歩道が水の中にしか存在しなくなるんですよ帰り道ならともかく朝っぱらから避けようのない巨大な水溜まりに遭遇したり足を水に浸して歩いたりする不快さをちょっとは考慮しやがれふざけんな車社会、ですわ。
でも今日はガードレールの話です。ガードレールって、歩道歩いてる人間を車道から守る感じで設置してあるんですよね。でもところどころ切れ目が入ってないと、ていうか入ったら出られない状態にしてあると、誰もそのガードレールに守られた歩道を通らないんですよ。……っていう気がしませんか? 途中で出られない歩道って怖くない? て思う人私だけじゃないですよきっと。だってその歩道の入り口から出口まで一直線に歩道のすぐ外を歩いてる人いっぱいいるんだもん。
今住んでるところは小学校の近くですが、交差点から小学校の入り口まで真っ直ぐ歩道があって、私の胸くらいの高さのガードレールついてますが、誰も通りません。ほとんどガレージになってて動いてる車をほとんど見ない車道をみーんな通ります。途中でガードレール切れないから、途中から入ることができないんですよ。それにガードレールの高さがありすぎて、中の様子が見えないからちょっと怖いですよ。それからN古屋にもありました、百メートルとかもっと切れ目のないガードレール。こちらは狭すぎて歩行者二人がすれ違うのが微妙、みたいな歩道だったので、やっぱり外歩いてる歩行者がけっこういたかも。
以前はうちの近所の歩道にはガードレールなかったし、N古屋の学校の近くの歩道も切れ目があったんですよね。でも多分この辺のは小学生が車道歩いてて問題だとかでガードレール設置されたんでしょうし、N古屋のは歩道から車道にこぼれてくる歩行者が危険だからガードレールで完全分離気分なんでしょうけど、ガードレールに切れ目がないと、「車道歩いてたけど車来たから歩道に逃げる」みたいなことができなくて、余計危ないんですよ。じゃあ最初から歩道歩けって話ですけど、歩道は雑草がジャングルのように茂ってて歩けなかったりするんですよ、反対側から人が来てもすれ違えない歩道ってどうですかまったく車社会めー。ていうかね、自転車乗りたいんですよ、ストレスたまってるんです。