写真撮影とか、先生の日とか。

今日は、学科の卒業写真撮影日です。全体写真を撮って、個人写真を撮ります。私はあまり偉くないけど先生なので、全体写真の前列で椅子に座ってました。偉い人みたいです。感動的です。そして、個人写真も、先生に交じって先に撮ってもらいました。先生もきれいな格好で来てねと言われていたので、比較的真面目そうなスーツとか着ました。若干リクルーティーです。明らかに違いますけど。普段はへろっとした格好の女子学生がドレスみたいな服とか着てて可愛いし、普段はカジュアルとしか言いようのない格好の男子学生がスーツにネクタイで多少男前です。日本にもこういう習慣があればいいのにな。と思います。同じ学科の同じ学年の学生がまとまってて、卒業写真では仲良く一枚に収まるというような馴れ合いが好きです。日本は若干殺伐としていますよね。というか、この図は日本の高校のような姿だと思いました。
それはともかく。写真撮影は11時からだったんですよ。うちの学科は。でね、その11時から、私の授業の時間だったんです。しかも4年生の。謀ったか?誰かが? 当然休講ですよ。ラッキー。←ヲイ いや、嬉しいでしょ普通。他学科の人たちは用もないのに学校に来ることになってしまってごめんなさい。そんな日でした。
で、いつのまにか薔薇が美しく咲いていて、嬉しいです。
ところで今日は「先生の日」という記念日であるらしく、学校は普通に営業してましたが、なんか学内がイベント気分でした。写真の日じゃなくても私の授業は休講をお願いされていたことでしょう。で、夕方、中くらいの教室に、学部生も院生もみんないて先生が前に並んだ椅子に座って、お菓子いただいたりしながら演芸的な催しを見たりしました。で、プレゼントをいただきました。その中に、先生に対するメッセージを綴ったでっかい色画用紙みたいなのがあって、そこには、「先生が帽子をかぶって歩いてるとなんか可愛いです」だとか「先生の走り方はマンガみたいでなんか可愛いです」だとか書いてあって、ああああいろいろ見られてるっていうか、ていうか、やはり可愛いもの扱いなんですね私、気をつけないと。というか顔は大して可愛くないのになんで可愛いもの扱いできるんだろうか学生諸君、あなた方の方がよほど可愛いじゃない。私が子どもだった頃は比較的年齢の近い先生には敵意すら覚えてたような気もするけど思い返せばそれは子どもすぎ時代だったり。大学生くらいの頃には、そうねぇ、確かに比較的若い女性の先生は結構好きだったかも(いやいや普通にね)、てゆか、比較的若い女性の先生ってかっこよかったような気がする、がーんショック私その頃憧れた比較的若い女性の先生の座についてるのに全然かっこよくないし、っていうか可愛いもの扱いだし、挨拶もちゃんとできなかったし!! いやー;; ……とか思いながら紙の別の隅に目を向ければそこには「先生ーまだイズミが好きですか?コナンも好きになってくださいー」とか(いえ、私は「コナン」も好きですよ。イズミとは多分「おお振り」の泉くんのことですね。以前「おお振り」の話を授業以外の場所でちらっとしたことがありますし)、とか、あれ?え?ちょっと待ってー!!「先生!「おお振り」は恋愛マンガではありません!青春マンガです!」とか「←いーえ、恋愛マンガでいいと思います!だって「コナン」だって恋愛マンガですもの!」とか!! いやいや、お忘れかもしれませんが、「コナン」は腐女子として読まなくても十分恋愛マンガですよお嬢さん方?(そこか?そこだ) くぅっ、なんでみんなそういうことを憶えているのか、いや、わかるよ、嬉しいよね、怖い顔して(緊張してただけなんだけどさ)教壇に立ってる先生が実は自分と同じマンガが好きとか同じアニメが好きとか、アニヲタだから声優好きだから日本のアニメをドラマを原語で見たいからジャニヲタだから日本語を学びたいって言ったのにそれを馬鹿にしないでいてくれるとか、うん、気持ちはわかるよ、わかるから何も言えないじゃないか。……でも嬉しかったの、萌えは万国共通って改めて知りましたし、先生の日だから先生の端くれというか一環としてみたいな義務的な事務的なメッセージじゃなくて、私を個別に認識してくれて私にメッセージをくれたんですから。
で、夜はお食事会でした。お食事会は飲み会ではありません、集団で食事をするのです。酒が一滴も入らないなんてビックリですが、私は楽しいです。とても。
で、さらに、帰りに、映画観て帰りました。『スピード・レーサー』(多分)です。日本の『マッハGoGoGo』って感じのアニメの実写映画化だったかな? 楽しかったけど、原語でハングル字幕では、残念ながらまだ何もわかりません。でも楽しかったです。楽しむために作られた映画はよくわからなくても楽しいので好きです。