すっかり普通に日記。

知らない間に藤が咲いてました。おお、花の咲いたのに気づかないなんて、疲れてるんだ私。
多分、たらたらした日本語を話したくて仕方ないんですよ。今の自分。だってさ、日々の生活が日本語の先生としてのものだから、「こんちゎっ」とか、「ありえなくね?」とか、「てゆーかさ、」とか、「激萌えっ」とか「ちょーかわいくなーぃ?」とか、「わがんね」とか、使えないんですよ。「こんにちはーっ」とか、「それはちょっとないですよ」とか「ありえないとおもいます」とか、「と、いうよりも、」とか「というよりは、」とか、「○○さんと○○さんが一緒にいるところを見ると、とても幸せな気分です」とか「すごく可愛いですよねっ」とか「私の好みなんですよね」とか、「わかりません」とか「わからないですよ」とか、使うんですよ。まあこれだって清く正しく美しい日本語だと胸を張って言えるわけではないですけど、要するに丁寧にゆっくりと若者言葉や俗語を頻出させないように話さなければならないのですよ。ここらで唯一のネイティブの先生だから。この私が、「とても」のかわりに「すげー」とか「ちょー」を多用して「こんにちは」ってでかい声で言えないこの私が、ですよ、朝っぱら(九時半とか)から教室の前で壇の上に立って「みなさん、おはようございます!!」から授業を開始するんですよ、考えられないです。まさしく「ありえねー」です。そして、何が間違ってるって指摘できないんだけど微妙につながりが気持ち悪くておさまりがよくない感じがするから多分正しくない、くらいの正確さの作文や会話と日常接するんですよ。嫌じゃないです。楽しいですし、面白いです。でもたまに、文法とか単語とかの誤りを直しながらじゃなく喋りたいなと思う瞬間もないではないんですよ。さっさとこちらの言葉を使えるようになって、私が直されながら尋ねながら喋る立場になったら、こういう気分も減ってくるかとは思いますが。