なんてファンタスティック。

映画見てきました。
パーフェクト・ストレンジャー
「ファンタスティック4(フォー)」
出足が遅かったので、二本だけです。次の水曜日にはもっと見たいと思ってます。無理です。
 
パーフェクト・ストレンジャー」は、ハル・ベリーさんとブルース・ウィリスが出てたので、見てみようかと思ったんですが(ハル・ベリーさんは「Xメン」シリーズに出てて見せ場があんまり無いのに百合担当だったお姉さまです。ブルース・ウィリスはいつも「あのハゲの人」としか思い出せなくて、ハゲの人ならニコラス・ケイジだってそうだけど、いやちがくて「アルマゲドン」に出てた人、とか、いう手順を踏まないと思い出せません。閑話休題)、ポスターとかに、「ラスト7分11秒まで、真犯人は分からない。」などと書いてあるので、ああそういう話なのね、などと思いながら見てしまい、そうなると、初めにいかにも犯人みたいな人は犯人じゃないし、えーと、主要登場人物の顔ぶれからいって、この人かこの人、で、この人はああいかにも怪しそうなシーンだ、じゃあこの人じゃない、とかみたいな見方をしてしまい、終盤(それでもミステリじゃないので終盤までなんとなくしか分からないんですが)、「あのー、犯人、わかっちゃったんですけど」(C:「ケイゾク」)みたいな、眠くはなかったし、楽しかったですけど、ポスターのあのあおりはミステリ読みにそんな挑発をするので、いけません。
 
「ファンタスティック4」は、二作目ですね。しかし、非常に賑やかな終盤の見せ場で居眠りをしてしまいました。私、どうにも「やかましい見せ場」で居眠りをする癖があるようです。この「ファンタスティック4」は、あまり好きではありません。いえ、嫌いではありませんが。超能力者で科学者の彼氏とやはり超能力者の彼女があまりにも有名人になってしまったために結婚式が容易に執り行えず、しかもなんか地球規模でヤバいことが起こっているために科学者である彼氏は軍によって対策に巻き込まれて、ようやく当日の結婚式はその地球規模でヤバい事変でめちゃくちゃ、で、どうにかこうにか対策を立てたりいろいろあって、地球を食べようとするでっかい宇宙お化けを撃退し(この辺で居眠りました)、結婚式は、ニューヨークの喧噪と取材とファンから逃れて日本で、日本で、もう一回言います、日本で、鳥居と白い紙のぴらぴら(名前忘れた)の前で神父だか牧師だかによって、執り行われます。なんじゃそら。なんで、日本? 鳥居とか、紙のぴらぴらとか、オゥ!ジャパニーズシントウ!!ファンタスティック!!!みたいな感じでしょうか。ちょっとイラっとしました。アメリカ人にとって日本ていまだにそういう存在なんですね。ふざけんな。と、思いましたが、周囲にいた「日本人(?)」の着物の着方が正しかったので、許してあげます。
日本と言えば、「パーフェクト・ストレンジャー」も、主要キャラの一人がお箸を使ってご飯を食べてました。主人公がフォークを使って食べているのと同じ食事を、お箸を使って。奇妙な流行方してますね、日本。アメリカ人、日本好きなのか嫌いなのか、、ま、人によりけりなんでしょうかね。