擬人化。

この日記では、長門長門って連呼してますが、SOS団の団員とはちっとも関係ありませんし、戦艦の話もあんまりしてません。おいでにならないとは思いますが、検索に引っかかったなんらかの何かからうっかりいらした方がもし万一おいでになりましたら、バックプリーズです。
……最近普通の検索サイトの微妙に低くない位置にこの日記がでたりして、検索サイトから来ることができるようになってるのを見て、驚愕したので、最初にご注意みたいなのを書いてみたい気分になったのでした。
 
夏ごろに、最近好きなマンガ「ヘタリア」の話をちっとだけいたしましたけど、最近も好きです。ジャンル名は「国擬人化マンガ」。らしいです。面白いです、ヘタリア。日本がツボです。容姿も、さまざまな属性も。好きだー。
ところで、こないだなんらかの何かをネットで調べていて、Wikiに紛れ込み、軍艦とか戦艦とか総称されてるところの、戦うための大きいお船について延々と閲覧している自分を発見いたしました。船には、旧国名とかつけられてて、カッコいいんですよ、名前が。見た目とかもすごく好きですけど、砲門がとか排水量がとかのデータには詳しくないし、艦影からそれが何号であるとか何丸であるとかは見わけられません。でも、戦うためのお船の写真は、特に白黒だと一層、カッコいいです。
でね、調べ物してたはずなのに気づいたらサーフィン(ネットサーフィンって、今はもう死語だよね)って、よくあるでしょ?でしょ?私だけじゃないよね? はっと気づいた時には、「戦艦長門の最期」っていうページを凝視して泣きそうになってました。別に長門が好きだからとかじゃなくて、激戦を生き残った日本やドイツの戦艦が、アメリカの核実験に使われるというところに世の無常みたいな何かを感じたとか、そういうことです。しかも長門被爆後四日くらい浮いてて、四日後に明るくなったらもういなかったとか、悲しすぎました。暗い間に沈んだんですよ。
この長門の沈み方はですね。二種類の解釈ができるなっと、その後(五秒後くらいに)考えました。いや、科学的なこととかじゃありません。私が解釈ってか想像ってか妄想したのは、長門の気持ちです。つまり、長門は、奥ゆかしく誰も見ていない間にそっと去ったのだ、っていうのが、ひとつ。もうひとつは、沈む姿を誰にも見られたくなかったのだ、っていうの。後者のは、萌えませんか? 長門は、傷ついた身体で最後まで立っていて、倒れ死ぬ姿を誰にも見られたくなかったんですよ。人がみな寝た後で、長門はひとりで逝ったのです。
で、ここで冒頭のヘタリアの話に戻ります。ヘタリアは国擬人化マンガで、近代現代の国が大層たくさん擬人化されてキャラになってます。若干エロいです。人体が分割占領されるとか考えてみるとどのくらいエロいかわかっていただけると思います。経済が悪くなると、キャラが風邪をひきます。戦争するとキャラの身体がズタボロになっていきます。日本は太平洋戦争の時に体中傷だらけになって非常にブラッディでした。っていうね、そんな擬人化マンガなんですけど、たまに国以外も登場したりするわけです。
で多分どこかの二次創作サイト様で拝見したんだと思いますが、日本と日本の国土の愛とか、日本と日本文化の愛とか。最初に見た時には作品として面白いこととは別に、もう何でもアリだな、という感想を抱いた私です。が、モニタに向かいながら長門の気持ちとか考えてる最中に、ふと、思いついてしまったんですよね。日本と長門とか、長門が沈む夜に喋ってたんじゃないか、とか。
 
 
この日記は、特定の国とかに対してなんらかの思い入れを語る日記ではありませんし、戦争(特に太平洋戦争)や核実験に対してなんらかの意見を述べる日記でもありません。もしそんな風に見えちゃって気分わりーと思われた方がいらしたら、ごめんなさいね。