同い年。

[rakuten:book:11616217:image:small] 千と千尋の神隠し (通常版) [DVD]
左から、『となりのトトロ』(1988年)『千と千尋の神隠し』(2001年)。監督はどちらも宮崎駿、()内は劇場公開公開された年。
 
本を読んだりマンガを読んだり映画を観たりアニメを観たり、といったことが好きな私は、それらが好きでない人たちがどうやって日常を過ごしているのか、とても気になります。特に、受験生でない学生さんとか。仕事してたらそれどころじゃないっていうのは分かるんですが、仕事してなかったらあんまりすることなくないですか? いや、外に出る系の趣味だったら、なんかの作品を読んだり観たりしなくても日常が楽しいのか。うん。
で、いろんな作品を読んだり観たりしていると、それらのいくつかの作品の登場人物が同い年や同学年であることを、ふっと考えたりします。というか、普段特に何も考えずにマンガとかアニメとか観てるんですけど、時々、あ、この子は確か別の映画のあの子と同学年だな、と唐突に思う、というだけのことなんですけど。で、なんなのかと言いますと、こないだから『となりのトトロ』のことばっかり考えてるけど、主人公のサツキは10歳の小学校4年生で、これは『千と千尋の神隠し』の千尋と同い年じゃなかったかと。千尋は5年生だったような気もしますが、「千尋と同じ10歳の少女たちに見て欲しい」とかいうコメントを見たような気もして。
で、サツキと千尋が同い年だと思って注目してみますと、そのあまりのキャラクターの違いに、びっくりするんですよ。サツキはあまりにもお姉さんで、千尋はあまりにも子どもっぽい。体格もサツキは健全を絵に描いたような体格で、千尋は不健全な感じがしませんか。サツキは太陽のように笑いますが、千尋はあんまり笑いません。というか、表情が少ないような。
ふたつの作品の間には、13年という歳月がありますし、『となりのトトロ』はその公開時にももう既に日本から消えかけていた日本の姿を描いた作品で、『千と千尋の神隠し』は現代の片隅にある異世界を描いた作品である、というような違いとか、いろいろありますけど、あ、何を言おうとしていたのか忘れました。ごめんなさい。
他には、『ちびまる子ちゃん』のまる子も、10歳で、サツキとも千尋とも同い年です。特に、4年生で、少なくともサツキとは同学年です。見えねー。それに、『カードキャプターさくら』の桜も初期は4年生で、同学年ですね。調べてみましたら千尋も4年生でした。同い年です。
さらに調べたら、サツキの年齢が変わってるー! 11歳になってました。しかも6年生になってます。これらは諸説あるそうです。公開当時10歳の4年生だって、印象に残ってたし設定でもそうだったんだけどなー。いーじゃん、異常にしっかりしてる4年生で。