最近買った少し前の本。

荒野の恋〈第1部〉catch the tail (ファミ通文庫)荒野の恋 (第1部)』桜庭一樹
なんか言葉をなくすほどいろいろ詰まってて、何も言えない。あとで何か言う。
「家族」の問題、セクシュアリティの問題、学校や教室における一般的な「少女」の振る舞い、「恋愛」(セクシュアリティとは別に)の問題。明らかに実際には起こりえないか、起きたとしても一般的な事件とは言い難い気がするのだが(学園ものって古今東西を問わずそういうものかと)、異様なリアリティをもって心に迫る。
でも、こういう書き方は相対化も一般化もできてないし、すごく個人的だし、どういう物語なのかとかそういう基本的な紹介すらできてないから、ただの感想文にもなり得ないということは分かっているのよ。

蟲と眼球とテディベア (MF文庫J)『虫と眼球(めだま)とテディベア』日日日
こっちは若さとか小器用さとか、ま、あんまり好きってほど好きではなかったということだけ。

すいかの匂い (新潮文庫)『すいかの匂い』江國香織
既読。再読しようと思って買った。
でもまだ読んでない。